Wiki では8月21日死亡となっているが、ピッケルでの襲撃は20日に行われた(翌日病院で死亡)。レフ・トロツキー - Wikipedia: "レフ・ダヴィドヴィチ・トロツキー(Лев Давидович Троцкий, Lev Davidovich Trotsky, 1879年10月26日(グレゴリオ暦11月7日) - 1940年8月21日)は、ソビエト連邦の革命家・政治家・思想家。赤軍の創設者のひとりとしてソビエト連邦の草創期に活躍したが、のちにスターリンと対立して追放され、亡命先のメキシコで暗殺された。(中略)メキシコ亡命中にフリーダ・カーロと不倫をしている。"
暗殺された場所はメキシコシティーの高級住宅地コヨアカンの自宅。一度見に行ったことがあるが、まるで要塞のような建造物である。敷地は高い城壁で囲まれ四隅には監視塔があり銃で武装した護衛兵が24時間見張っていた。壁の厚さは優に1メートル。中でもトロツキーの寝室は更に厚い壁で守られており、一つしかない小さな窓には鉄格子、寝室の入り口ドアも鉄格子だ。ベッドと机しかない粗末な牢獄のような小部屋。トロツキーは一日中ここで彼の著作を完成させるべく執筆を続けていた。完成するまでは死ねないとこんなことまでして頑張っていたのである。それでもスターリンの刺客は味方を装って中に入り込みトロツキーをアイスピックで殺す。
そんなトロツキーであったが、楽しいこともあった。メキシコの女性画家フリーダ・カーロとの恋愛お遊び。その貴重な映像が残っている。トロツキーは鼻の下を長くしてまるで「でれでれ」。フリーダ・カーロの方はなかなか一筋縄では行かない印象。年が違いすぎるもんね。でもフリーダ・カーロも、同じコヨアカンに住んでいたが、学生時代の交通事故で体中に鉄製のコルセットをはめ込んでの不自由な生活。お互いに惹かれるものがあったことは確からしい。
NHKの「新日曜美術館」から拝借。
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